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平成29年1月5日 マレーシア・ローカル紙に紹介されました

昨年12月8日、花瑛塾亜細亜倶楽部は、マレーシア・ケランタンの中等学校(高校)を訪れ、同校がマレー作戦に従軍した那須部隊の石碑を長く維持・管理していることへ感謝を表する感謝状と記念品を贈呈しましたが、そのことが現地ローカル新聞に取り上げられました。

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以下、記事の翻訳です。

日本の非政府組織のメンバー2名がマチャンにあるハムザ学校における記念碑の情報を集めました。
この第2次世界大戦中の逸話が記録された碑はハムザ学校敷地内に戦いのストーリーを刻む歴史的記念碑として、特に若い世代に対してシェアされ保存されています。
多くの人はこの碑の存在を気にすることもないかもしれませんが、特に若い世代にとってはこれの歴史的価値は高いものです。
最近この碑が日本の非政府組織を惹きつけたことも驚くことではありません。2名のメンバーが日本とタイを代表してケランタン州の歴史愛好会の協力によってこの碑を訪問しました。
メンバーの1人の訪問の目的は、その碑を確認し、何が記録されているかを知ろうとしたことであり、さらにメンバーのもう1人は第2次世界大戦の足跡につき更に情報を得ようとしており、その上で歴史は特に将来を担う世代がこのイベントを知る為に保護されるべきであると述べました。また「私たちはハムザ学校を含む全ての人たちが協力することに感謝します。この碑がハムザ高校により維持されていくことを願います。それはマレーシアの人の為だけではなく日本の為にもなります」とも述べました。
またケランタン歴史愛好会の長であるハッサン氏も参加し、両者は訪問中、碑に書かれている内容を翻訳しました。その意味は昭和16年12月12日11時に那須連隊が戦った場所であるとのことです。<実際は記念碑には同地を那須部隊が英軍から解放し占領したと記されている―訳者註>
同時にハッサン氏は自分は様々な団体、特に歴史愛好家と共に活動し、ケランタンの歴史遺産を共有していく、と述べました。彼は、ケランタンには数多くの魅力的な第二次世界大戦時の歴史イベントがあると述べ、他にもトーチカなども含め残されたものがあると述べました。