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平成29年3月6日~10日 花瑛塾第6次沖縄派遣団

3月6日から10日まで、花瑛塾第6次沖縄派遣団が結成され、沖縄にて活動を行いました。

1日目、在沖米軍基地問題や基地反対運動の現状と今後に関し、沖縄県の右翼・民族派団体と主張を述べ合う討論会を行いました。基地撤去のあり方、特に普天間飛行場の撤去・移設や運動方法について意見の不一致もありますが、相互に主張をぶつけ、耳を傾けるよい機会となりました。

2日目、沖縄県護国神社を参拝後、沖縄戦犠牲者慰霊のため魂魄の塔を訪れました。この地には魂魄の塔の他、各都道府県の犠牲者の慰霊塔があります。その後、近くの荒崎海岸に赴き、ひめゆり学徒と引率の教師ら10名が自決したひめゆり学徒散華の跡にて慰霊の誠を捧げました。午後より東村高江地区でのヘリパッド建設と稼働が進む北部訓練場メインゲート前およびN1表ゲート、そして辺野古新基地の海上工事が進む辺野古崎とシュワブ・ゲート前の状況を確認しました。

3日目、北部訓練場メインゲート前にて、同訓練場の基地機能強化=高江ヘリパッド建設と稼働本格化について抗議行動を展開しました。G地区ヘリパッドなどへの進入路工事は完了しておらず、突貫工事による施工の不備も指摘されるなど、高江ヘリパッド建設は終わっていません。そして、稼働が本格化すれば、騒音や危険などの住民の苦しみはこれから本格化します。高江ヘリパッド建設は終わっていません。なお、この日、沖縄県の右翼・民族派団体から花瑛塾の運動を見たいと申し出があり、共にメインゲート前まで行き、私たちの行動の状況を確認しました。

4日目、前日に引き続き、北部訓練場メインゲート前にて高江ヘリパッド建設について抗議を行いました。その後、沖縄在住の写真家・石川真生さんと沖縄在住のライター・渡瀬夏彦さんとで、沖縄基地問題や沖縄を巡る日本政治のあり方について討論・意見交換を行いました。石川さんは沖縄をテーマとした写真を撮影し、渡瀬さんは基地問題をテーマに取材し記事を発表しており、大変有意義な時間となりました。

5日目、早朝に帰京、第6次沖縄派遣団は解団となりました。また改めて第7次沖縄派遣団を結成し、意見交換や抗議行動を行いたいと考えています。