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平成29年3月9日 ミサイル発射を受けて朝鮮総連へ要請行動

北朝鮮は3月6日、日本海に向けて弾道ミサイルを数発発射しました。

日本と北朝鮮との間には、核兵器やミサイルなど安全保障の問題、そして日本人拉致事件の問題を抱えています。北朝鮮は、過去、核実験を繰り返し、さらに弾道ミサイル発射を繰り返しています。これらは、国連決議や日朝平壌宣言に違反する暴挙であり、日本と世界の安全保障の重大な脅威です。

さらに、北朝鮮による日本人拉致事件は、いまだ解決を見ていません。北朝鮮は拉致事件の責任を認め、5名の拉致被害者とその家族を帰国させましたが、拉致被害者や拉致の疑いが濃厚な日本人は数百名に及ぶともいわれ、事件の全容解明と被害者の帰国は解決していません。

北朝鮮に対し、核実験など軍事的挑発の中止を求めるとともに、日本人拉致事件の全容解明と被害者の帰国を求めます。

北朝鮮が軍事的挑発を繰り返すほど、国際的な孤立を深めることになります。それにより経済制裁などが行われ、経済は悪化し、国内の不満は高まります。その状況をごまかすため北朝鮮は軍事的挑発を繰り返し、悪循環となっているのです。

日本と北朝鮮との間には、本来であれば隣国同士、交流と親善がなければなりません。現実に、先の大戦における北朝鮮国内での日本人戦没者の遺骨収容事業など、民間交流は、少しずつであるが進められています。

北朝鮮が国連決議に従って軍事的挑発をやめ、6か国協議を再開し、さらに拉致事件の解決に取り組めば、日本も経済制裁を行う理由もなくなり、諸外国との軍事的緊張関係も解消するはずです。それは、北朝鮮国内で飢えに苦しむ国民を救う道でもあります。

北朝鮮による冷静かつ速やかな判断を求めます。