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平成29年4月28日 沖縄文化研究所総合講座「沖縄を考える」第4講

法政大学沖縄文化研究所総合講座「沖縄を考える」第4講「沖縄近代史概説」(講師:高江洲昌哉氏)を受講しました。

講義内容は、史料と解釈とその叙述という歴史学の方法を踏まえ、いわゆる「琉球処分」や琉球の明治政府への抵抗運動などに視点を置いて、沖縄近代史の「語り方」「語られ方」について学ぶものでした。

歴史教科書におけるいわゆる「琉球処分」の叙述の仕方や「琉球処分」を巡る叙述の歴史的変遷、あるいは90年代の教科書問題における沖縄の叙述など、様々な歴史書の比較などが大変興味深かったです。

同時に、いわゆる「琉球処分」における琉球王国の士族による清への亡命や清による仲介を求める脱清・請願運動など、琉球の抵抗・救国運動についての史料の紹介もありました。