平成29年5月17日 「辺野古新基地建設護岸工事の違法性を問う」防衛省交渉&院内集会

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参議院議員会館で行われた「辺野古新基地建設護岸工事の違法性を問う」防衛省交渉&院内集会(美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会/ 国際環境 NGO FoE Japan)に参加しました。

始めに院内集会が行われ、ゲストの北上田毅氏を中心に辺野古新基地建設護岸工事の問題点が指摘されました。その後、防衛省沖縄調整官付・提供施設計画官付の官僚6名と質疑応答が行われました。

この院内集会・防衛省交渉で辺野古新基地護岸工事の問題点が多数明るみとなりました。特に、5月より開始されたシュワブK9護岸工事の違法性、石材投下による水質汚濁と粉塵の飛散、サンゴ類の保護、高江ヘリパッドの杜撰な工事の実態などが気にかかりました。

現在施工中のK9護岸工事は、沖縄防衛局による埋立承認願書の施工順序と異なります。施行順序の変更は公有水面埋立法に基づく申請が必要ですが、行われていません。取付道路など進入路設置も含め、現在行われているK9護岸工事は違法な工事といわざるをえません。

また、報道により明らかな通り、海面への石材投下により海面の汚濁や粉塵の飛散が発生しています。埋立承認願書では採石場で石材を洗浄するとありますが、本当に実施されているのでしょうか。防衛省は石材の洗浄について、洗浄時間の取り決めや洗浄実施のチェック体制について明言しませんでした。

さらに埋立承認願書では辺野古崎のサンゴ類について着工前に工事区域外に可能な限り移植するとありますが、防衛省交渉において「(その文言は)着工前にサンゴ類の移植を実施するという意味ではない」と論理を逆さまにし、サンゴ類の着工前移植の実施を否定しました。

防衛省交渉では俎上に載りませんでしたが、北上田氏の防衛省への質問書には高江の問題について触れています。そこでは、昨年12月に「完成」した高江ヘリパッド建設について、N1地区着陸帯の法面は降雨により水がしみ出し、H地区では張芝の一部が崩落し、補修工事が行われたことについて質問がありました。突貫工事による転圧不足など高江における杜撰な工事実態が明るみとなりました。

以上、院内集会・防衛省交渉の中で浮き彫りとなった多数の問題点からごくわずかに取り上げただけですが、これだけでも辺野古新基地護岸工事そして高江ヘリパッド建設の違法性や杜撰さが明瞭となるかと思います。