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平成29年6月23日 法政大学沖縄文化研究所総合講座「沖縄を考える」第11講

法政大学沖縄文化研究所総合講座「沖縄を考える」第10講「沖縄の慰安所と米軍の性暴力」(講師:池田恵理子氏)を受講しました。

沖縄防衛の任に就いた日本軍第32軍の沖縄駐屯以降、沖縄では遊郭の女性や朝鮮人女性を慰安婦とし、100箇所以上の慰安所が設置されました。多くの慰安婦の方々が証言をせず、沖縄での慰安婦・慰安所の実態は長らく不明でしたが、近年、少しずつ資史料や証言が集まり、全貌が明るみとなりつつある現状について講演をいただきました。

さらに沖縄戦中から占領期、数多く発生した米軍の性暴力の実態や、安倍晋三や中川昭一らによる圧力があったと裁判にまでなったNHK番組改編問題など、97年以降の慰安婦報道への政治圧力と報道の抑制について拝聴しました。