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平成29年7月8日 普天間宮参拝

普天間宮(沖縄県宜野湾市)を参拝しました。

同社は普天間権現ともいわれ、波上宮や金武宮などとともに琉球八社の一つとされます。

普天間の洞窟に琉球古来の神を祀ったことを創基の淵源とし、第一尚氏の時代に熊野権現を勧請し合祀しました。

袋中『琉球神統記』には、琉球の神道伝承が記述されているとともに、普天間宮など諸社の縁起が記されています。

琉球の神道は渡琉僧によってもたらされたと思われる両部神道の影響を受け、琉球八社には真言宗の寺院が並立して創建されました。

かつては首里王府から支援された神職が奉仕していましたが、王府の崩壊により庇護を失うと、官幣小社に列格していた波上宮以外は荒廃しましたが、同社は平成17年に社殿を修造し、現在まで多くの崇敬を集めています。

参拝時には閉門時間であったため、神域外から拝礼しました。