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花瑛塾行動隊は、安倍政権・希望の党を糾弾しました

花瑛塾行動隊は、来たる総選挙において民進党が公認候補を出さず、小池百合子東京都知事率いる新党「希望の党」への事実上の合流を決めた9月28日から29日、10月2日、4日と、安倍首相の党利党略の衆議院解散を糾弾するとともに、希望の党と民進党の党利党略の野合を糾弾しました。

安倍首相は憲法53条に基づく野党の臨時国会召集要求を無視し続けた上、9月28日に召集した途端、自身と身辺への数々の疑惑を隠蔽し、追求から逃亡するため衆議院を解散しました。安倍首相の臨時国会召集要求の無視も憲法違反であり、憲法7条の天皇の国事行為に基づく党利党略の解散も憲法違反です。

さらに希望の党の代表である小池都知事は、過去、防衛大臣として沖縄県名護市辺野古での新基地建設を推進した人物であり、「沖縄のマスコミは反米」などと公言した人物です。さらに希望の党は憲法改正を党是とし、2015年に成立した憲法違反の安保関連法を是認する党であり、安倍政権の補完勢力以外のなにものでもありません。

小池都知事は民進党出身者をすべて公認するつもりは「さらさらない」とし、「排除」を行うと驕り高ぶる態度を隠そうともしていません。希望の党は「寛容な保守」を標榜しますが、そこには独善性と排外主義はあっても、寛容さはありません。そもそも小池都知事は関東大震災時の虐殺事件における朝鮮人犠牲者の慰霊祭に対する追悼文を拒否するなど歴史認識にも問題があり、外国人参政権を真っ向から否定するなど極めて危険な思想の持ち主です。

希望の党は安保関連法を「現実的な安保政策」とし、民進党からの公認希望者の「踏み絵」としているようですが、「存立危機事態における限定的な集団的自衛権の行使」、「重要影響事態において地球の裏で戦闘を展開するアメリカ軍への弾薬の提供や武器の輸送」、「任務遂行型武器使用などPKO任務の拡大」を柱とする安保関連法は、憲法違反であることが明白であるとともに、日本の防衛力強化とは基本的に関係がありません。民進党は15年に安保関連法に反対したのであり、希望の党の「踏み絵」は信念と理知をもって拒むべきです。

そして有権者にあっては、来たる総選挙において、安倍政権の悪政の数々を思い起こし、これを終始一貫批判し、対決を続けてきた人物・政党・勢力をよく吟味し、選挙のために自己の信念も政策も支援者も切り捨てる志操なき野党人士をよく見極め、浮き足立たず冷静な投票を呼びかけます。