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平成29年10月8日 花瑛塾第11次沖縄派遣団

花瑛塾第11次沖縄派遣団は8日、「那覇大綱挽まつり」を見学しました。

古来、琉球の綱挽(綱引き)の歴史は古く、那覇では諸説あるものの16〜17世紀には行われていたそうです。また琉球国各地での綱挽行事は首里王府による『琉球国由来記』などにも記録されています。多くの綱挽行事は、綱挽により1年の吉凶・豊凶を占ったり、豊作などの祈願をしたりするそうですが、那覇での綱挽は海上交易の発展などを祈願する都市型の祭礼といえます。

現在の那覇大綱挽は全長約200メートル、総重量43トンもの大きさを有し、ギネスブックにも登録されています。沖縄の大動脈である国道58号にて1万人以上もの人が綱を挽く様は圧巻そのものであり、最近では約30万人もの来場者があるそうです。

綱挽の縄を持ち帰り家に飾ると、その年の1年の家内安全がかなうとされています。