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平成29年10月10日 花瑛塾第11次沖縄派遣団

花瑛塾第11次沖縄派遣団は10日、沖縄県東村・国頭村に立地する米海兵隊演習場「キャンプ・ゴンザルベス」(北部訓練場、ジャングル戦闘訓練センター)にて、米海兵隊による新型輸送機MV-22オスプレイを用いた軍事演習やヘリパッド・進入路など関連施設の建設工事強行に抗議しました。

96年SACO合意により、キャンプ・ゴンザルベスは施設内に新たに7箇所(後に6箇所)のヘリパッドを建設することにより、施設面積の過半が返還されることになり、昨年12月、実際に返還が行われました。

このヘリパッド建設により、危険なオスプレイを用いた演習が可能となり、実際に既にオスプレイの離発着が繰り返されています。つまりヘリパッド建設によりキャンプ・ゴンザルベスの施設面積は縮小されますが、その基地機能は強化されることになり、基地の縮小・撤去や基地負担の減少とは真逆のものです。

またキャンプ・シュワブ沿岸で建設が進められている辺野古新基地には多数のオスプレイが配備される予定であり、そこから離陸したオスプレイがキャンプ・ゴンザルベスで演習を行うことから、辺野古新基地建設とキャンプ・ゴンザルベスの基地機能強化は、在沖米軍の再編・強化と一体のものです。

先月にはG地区ヘリパッドへの進入路工事が完了し、これまで以上の演習が行われることになり、騒音や墜落の危険など付近住民の基地負担はさらに重くなります。花瑛塾はオスプレイ飛行中止とキャンプ・ゴンザルベスにおける演習実施の中止を強く求めます。