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平成29年11月23日 第34回新嘗を祝ふ集ひ(新嘗を祝ひ集ひ実行委員会)

 第34回「新嘗を祝ふ集ひ」(新嘗を祝ふ集ひ実行委員会)に参加しました。

 新嘗祭祭典の後、稲貴夫氏(元神社本庁総合研究部長)による「御代替はりと大嘗祭」と題した講演を拝聴しました。

 古来より天皇が大嘗祭において奏上する起請文には、年穀の豊穣の感謝と新穀の神供の趣旨を述べるとともに、「自然災害を未然に防ぐこと」、つまり「防災」が祈念の一つとしてあります。

 大嘗祭という天皇の即位における一世一度の新嘗祭における天皇の起請文の主眼の一つが「防災」という点から、災害列島日本の共同体信仰としての神道の発生を見ることができます。