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平成30年4月4日 花瑛塾行動隊街頭宣伝行動

 花瑛塾行動隊はこの日、首相官邸・自民党本部付近で小学校建設に関わる不正な設置認可・国有地の不当な廉売・決裁文書など公文書の改竄をはじめとする、森友問題における安倍政権による国政の私物化と国家財政の横領を追求しました。

 森友学園への国有地売却は、約8億円もの値引きがおこなわれました。その値引きの根拠は、地中のゴミの存在と撤去によるものですが、8億円ものゴミ・土砂を撤去するとトラックが4千台も行き来する計算となります。周辺住民はそのような工事車両を見かけておらず、昨年の国会での質疑においても追及されていましたが、財務省は森友側に「トラック何千台も使ってゴミを撤去したとして欲しい」と口裏を合わせていたことが大阪地検の捜査で判明しました。

首相官邸裏付近にて

 あの土地にゴミは存在したのか、存在したとしてそれは撤去費用8億円ものゴミであったのか、そして実際にゴミは撤去したのか。ますます疑惑は高まるばかりです。存在しないとされていたイラク派遣自衛隊日報も見つかり、なんと1年以上も前に自衛隊内部でその事実を把握しながら報告していなかったことも明らかとなっており、安倍政権の統治能力の欠如は明白です。

 また、現在、北朝鮮情勢は南北首脳会談・米朝首脳会談の実現が迫るなど、急展開しています。ここに至るまで各国の外交当局者が地道な対話の努力を重ね、それにより今日の状況が現出したといえます。安倍政権はこれまで対北朝鮮強硬外交を展開してきましたが、それは危険かつ無意味であることが証明されました。安倍首相はいまや世界で誰にも相手にされていないなか、「圧力が効いて北朝鮮が軟化した」などと盗人猛々しく放言しており、これまでの外交政策の総括を求めました。

 その後、民進党本部および希望の党本部付近にて、現在進められている両党の合流・合併を批判しました。両党は安保関連法について見解を異にし、それを争点として総選挙直前に分裂したのではないでしょうか。志操・節操なく分裂と野合を繰り返し、結果として与党に議席をもたらした希望の党は、いまや支持率は1パーセント以下であり、そのような党に民進党は何を求めているのでしょうか。民進党は目先の「数」ではなく、有権者の負託と期待にこそ向き合うべきです。

民進党・希望の党本部付近にて