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平成30年8月6日 花瑛塾行動隊街頭行動 「広島・長崎原爆投下の日」「ソ連対日参戦の日」連続行動

 花瑛塾行動隊は8月9日米国による広島原爆投下の日の今日、米大使館周辺にて、全ての原爆犠牲者・被爆者の無念にこたえ、その壮絶な痛苦に報いるため、核兵器の実戦使用国でありいまなお世界的な大量保有国である米国と、被爆国でありながらも米国の核の傘の下で沖縄への核配備や核持ち込みを容認し、国連核兵器禁止条約にも反対した日本の両国こそが、核廃絶を協調して主導・実現するよう求めました。

米大使館前にて

 また8月9日ソ連対日参戦の日を前に、ロシア大使館周辺にて、ソ連の国際法違反の対日参戦と領土侵略を糾弾しました。同時に、ソ連対日参戦を教唆し、さらに戦後日ソ・日ロ領土交渉に介入し続けた米国を排除した日ロ新領土交渉の展開を訴えました。また領土交渉とは切り離した上で、国家に翻弄された北方領土元島民や先住民族アイヌの支援・権利擁護を、北方地域に責任を有する国家である日ロ両国が実施する北方新政策を展開し、日ロ新外交の確立を呼びかけました。

 なお、車両街宣出発前、関東大震災および東京大空襲犠牲者を祀る「東京都慰霊堂」を参拝しました。

 原爆投下により、広島では日本人ばかりでなく軍需工場で働く多くの朝鮮半島出身者が被爆しました。また原爆投下は米国による巨大な戦争犯罪に他なりません。関東大震災では中国人や社会主義者、あるいは被差別部落出身者とともに、多数の朝鮮人が虐殺されました。さらに東京大空襲も米国があえて非戦闘員を選別して虐殺した戦争犯罪であることは明白です。

 私たちは原爆投下による全ての犠牲者を慰霊・追悼するとともに、同じく労働力の担い手として日本にいたために犠牲となった震災時の朝鮮人や米国による戦争犯罪の犠牲となった東京の人々の悲哀にも思いを致さずにはいられません。

 その上で怨讐を超えて、犠牲者の無念を晴らし、痛苦に報いるためにも、各国が手を取り合い世界の平和を実現していかねばならないはずです。