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平成30年8月21日 赤城神社参拝

 赤城神社(東京都新宿区)を参拝しました。

 同社の祭神は磐筒雄命、赤城姫命です。

 磐筒雄命は『日本書紀』神代上「四神出生章」第6の一書にある神で、伊弉冉尊が軻遇突智を斬った際に十握剣の鋒から滴った血から成った神であり、『古事記』にも同様の記述があります。

境内参道

 同社は正安2年(1300年)、後伏見天皇の御代に群馬県赤城山麓の豪族・大胡彦太郎重治が牛込に移住した際に、赤城神社から祭神を勧請したといわれますが、祭神の一つである赤城姫命は、この大胡氏の息女ともいわれています。

 江戸時代には牛込総鎮守とされ、日枝神社や神田明神とともに「江戸の三社」ともされました。三社の祭りは天下祭ともいわれ、壮大な山車や練り物でにぎわいました。

 現在の同社は建築家・隈研吾氏がデザインし、古式ゆかしきなかにも現代的な意匠が同居したものとして有名です。

ガラス張りの本殿