花瑛塾第14次沖縄派遣団は31日、グラスボートに乗船し世界最大級とも言われるアオサンゴや約5000種の生き物が生息する大浦湾と、そこを無残にも埋め立てる新基地建設の状況を確認しました。その後、ジュゴンの見える丘でジュゴン生息ポイントなどの説明を受け、大浦湾の生態系を学びました。
また北部訓練場返還地を調査し、米軍が投棄したと見られるレーション(携行糧食)や鎖などの資財を視認しました。
返還地は先日「やんばる国立公園」に編入されましたが、生活用水の近くを流れる小川付近で米軍の薬品の成分と見られるDDTが検出され土壌汚染が発覚し、先日も空薬きょうが見つかるなど、いまだ危険な状況です。
なお昨日に引き続き、北部訓練場メインゲート前にてN1地区ヘリパッドとN1裏ゲート、H地区ヘリパッドを結ぶ通行路の新規工事について抗議しました。