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花瑛塾第14次沖縄派遣団⑧(浜比嘉島見学・お参り)

 花瑛塾第14次沖縄派遣団は2日、浜比嘉島(うるま市)にて琉球開闢の男女神シルミチュー・アマミチューをお参りしました。

 琉球開闢の男女神はシネリキュ・アマミキュ(アマミキョ、アマミク)などともいわれ、琉球王国の正史(中山世鑑』にはアマミキュ(アマミチュー)の伝承が記されており、また渡琉僧・袋中が著した『琉球神道記』にはキンマモンの神とともに両神の伝承が記されています。特にアマミキョはイザイホーの祭祀が行われていた久高島(南城市)に上陸したともいわれるなど、沖縄各地に言い伝えがあります。

 特に沖縄学の始祖・伊波普猷はこのアマミキョに注目し、日琉同祖論の観点からアマミキョに代表されるある種の部族が日本「本土」から琉球・沖縄に南下し、琉球人の祖先となっていったと考えました。

シネリチュー
アマミチュー