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平成30年11月19日 花瑛塾行動隊街頭行動(沖縄基地問題、北方領土問題)

 花瑛塾行動隊は今日、総理官邸・自民党本部・米大使館・ロ大使館周辺にて街宣を行いました。

 特に今日は昭和43年(1968)11月19日未明に嘉手納飛行場で発生した米B52戦略爆撃機の墜落・爆発事故から50年ということもあり、沖縄へ基地負担を押しつけ、米軍機の危険な飛行など米軍の無法・横暴を追認する日米安保体制の見直しを訴えました。

 今月12日には、沖縄の大東諸島付近海域において、自衛隊と共同巡航訓練を行っていた米海軍機FA18戦闘攻撃機が墜落する事故が発生してます。普天間第二小学校での米軍ヘリの窓枠落下事故や高江での大破・炎上事故などは記憶に新しいところですが、沖縄復帰以降、米軍機の墜落事故は50件にものぼります。つまり沖縄では年に一度は米軍機が墜落している計算となりますが、沖縄以外の日本の他の都道府県で、年に一度は米軍機が墜落しているような都道府県はあるのでしょうか。沖縄の過重な基地負担がここにあらわれており、沖縄の置かれている状況は、本質として50年前のB52墜落・爆発事故当時とかわっていません。

米大使館

 また北方領土交渉の方針転換について、安倍政権に明確な説明と総括を求めました。平和条約締結交渉を加速させ、平和条約締結後に歯舞諸島・色丹島の返還、つまり二島先行返還が行われるということだが、国後島・択捉島の帰属が明確とはなっていない。またロシア側は歯舞諸島・色丹島の「主権」の問題について触れるなど、二島返還すら本当に実施されるのか、よくわからない状況にある。

 これまでの政府・自民党の四島返還論とは一体何だったのか、外交方針を転換するのならばこれまでの総括と今後の外交方針の説明をはたすべきだ。