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平成30年11月25日 第5回自主三島・森田祭

 「楯の会」事件より48年の今日、花瑛塾青年・学生寮において、「楯の会事件」でみずから命を絶った三島由紀夫・森田必勝の両氏を慰霊する第5回自主三島・森田祭を執り行いました。

 また祭典後、朝鮮戦争時に問題となった日本人義勇兵問題や再軍備問題について、葦津珍彦氏ら終戦直後の神社界が明確な反対論を掲げ、反対運動を展開したことについて振り返り、そこにおいて葦津氏らが重視した「建軍の本義」と「楯の会」事件で三島氏らが問うた自衛隊の「建軍の本義」を確認し、両者の共通点・相違点を検討しました。

 「楯の会」事件とは、昭和45年(1970)の今日、三島由紀夫、森田必勝、小賀正義、小川正洋、古賀浩靖の「楯の会」隊士5名が東京・市ヶ谷の陸上自衛隊東部方面総監部で益田兼利総監を人質とし、自衛隊員を集めさせ憲法改正のための決起を要求する演説を行った後、三島・森田両氏が切腹・介錯によって命を絶った事件です。三島・森田両氏以外の隊士は、三島氏の命令どおり捕縛されました。三島事件ともいわれます。

 花瑛塾は毎年11月25日に亡くなった三島・森田両氏を慰霊し、事件の意義を振り返る「自主三島・森田祭」を行っており、今回で花瑛塾の前身となった組織の頃から数えて5回目となります。また来年も開催する予定です。

自主三島・森田祭