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平成30年12月11日 花瑛塾第16次沖縄派遣団⑥(北部訓練場前アピール)

 花瑛塾第16次沖縄派遣団は11日、米海兵隊北部訓練場(東村・国頭村)メインゲート前において訴えがけをしました。

 現在、辺野古新基地建設に関する土砂積込・搬出作業が行われ、埋め立てのための土砂投入が目前に迫っています。こうした辺野古新基地建設や2年前に大きな話題となった北部訓練場のヘリパッド建設も、95年に沖縄で発生した米海兵隊員による少女暴行事件という痛ましい事件をきっかけとした日米合意「SACO合意」に基づくものです。

 日本政府はSACO合意によって普天間飛行場が返還され、さらに北部訓練場の過半も返還されるなど、沖縄の基地負担が軽減すると説明しますが、実際には辺野古に最新鋭の巨大新基地が建設され、北部訓練場にもオスプレイが離発着できるヘリパッドが建設されるなど、沖縄全体で見れば米軍基地の基地機能は強化されるのであり、沖縄の基地負担も増加する内容となっています。

 いわば少女暴行事件を政治的に利用し、沖縄の基地負担軽減の美名の下で米軍の基地機能を強化するために様々な策を弄しているのが日本政府であり、少女の尊厳を踏みにじるものです。そうした意味でも北部訓練場と辺野古新基地は一体のものであり、引き続き北部訓練場前でもアピールを続けていく予定です。

北部訓練場メインゲート前にて