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「神苑の決意」第27号・第28号合併号発行しました

 「神苑の決意」第27号・第28号合併号発行しました。読者の皆様のお手許には、近日中に届くと思います。

 前号巻頭言では、前々号に引き続き戦後神道界を代表する言論人であり思想家の葦津珍彦氏の三島由紀夫論を取り上げました。特に三島由紀夫「英霊の声」に対する葦津氏の批評について紹介するとともに、葦津氏のいうアウト・ロウの系譜と日本の右翼の系譜について確認する内容でした。

 今号巻頭言では、平成という時代の終わりと新しい時代(御代)の始まりを前に、天皇誕生日において今上天皇が発せられたお言葉を振り返りつつ、希代の神道神学者である上田賢治氏の実践・応用神学における象徴天皇と日本国憲法について考える内容となっています。

 顧みれば平成28年(2016)の天皇陛下のいわゆる退位・譲位に関するメッセージも、突き詰めれば「象徴天皇とは何か」「天皇の象徴的行為とは何か」という重要な問いであり、天皇誕生日における天皇陛下のお言葉も象徴天皇としての御自らの象徴的行為についての回顧と決意でした。

 ここにおいてあらためて象徴天皇と象徴天皇を規定する日本国憲法について検討することは大事なことではないでしょうか。

 本号各記事の見出しや購読方法など、詳細については当サイト「神苑の決意」もしくは花瑛塾ONLINE STOREよりご確認下さい。

 また「神苑の決意」は、ミニコミ誌を扱う「模索舎」(東京都新宿区)にも納品しており、バックナンバーなども置いていただいております。最新号(第27・第28号合併号)も既に納品済ですので、そちらからもどうぞご購読下さい。