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平成31年1月11日 花瑛塾行動隊街頭行動(沖縄基地問題)

 花瑛塾行動隊は11日、首相官邸・自民党本部・国会周辺にて、沖縄に基地負担を押しつけてきた「本土」の歴史的責任を訴えるとともに、安倍首相による「サンゴ移植」のウソ・デタラメ・フェイクを糾弾しました。

自民党本部

 沖縄に駐留する米軍の大半は海兵隊ですが、そもそも米海兵隊は岐阜や山梨に配備されていたところ、1950年代の「本土」での反対運動の高まりもあり、沖縄に移転していきました。沖縄基地問題の原点は、沖縄戦と50年代の「本土」からの基地の移転にあるのです。さらにいま、普天間飛行場の「移設」など、沖縄内部で米軍基地が沖縄中南部から辺野古や高江など北部へと移転・集中しようとしています。

 50年代の海兵隊沖縄移転によって基地負担は「本土」において不可視のものとなり、さらに今後の基地の移転・集中によって沖縄内部でも不可視のものとなります。しかし基地負担は消滅したわけではなく、沖縄北部にこれまで以上にのしかかるのであり、「本土」の人々はこれに対して応える歴史的責任があるのではないでしょうか。

 そして安倍首相は、新年早々、NHKのテレビ番組で、辺野古沖土砂投入に関連し、サンゴは移植している、希少生物の住む砂浜は移転させたと言い放ちましたが、これはまったくのウソ・デタラメです。

 政府・防衛省は辺野古沖・大浦湾のサンゴやジュゴンの藻場、ウミガメが産卵する砂浜の移植や保護について、デタラメの環境アセスのもと、事実上放棄して行っておらず、多くのサンゴが死に絶え、希少生物が住み家を失っているのが実情です。

 ウソ・デタラメ、デマ・フェイクばかりの安倍政権を打倒し、沖縄基地問題と日本の防衛政策がどうあるべきか、しっかりと考え直すべきです。