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米国トランプ大統領に物申す!

 5月25日、米国トランプ大統領が国賓として来日しました。令和へと改元されて初のトランプ大統領の来日であり、国賓の来日でもあります。

 トランプ大統領は26日、千葉県内で安倍総理とゴルフをプレーし、夕方から国技館で大相撲の千秋楽を観戦して力士へ「合衆国大統領杯」を授与するなどしました。その後、都内の炉端焼き屋で安倍総理夫妻と会食しました。

 花瑛塾はこの炉端焼き屋付近でトランプ大統領の車列に対し、大統領の当初の公約であった在日米軍基地の撤退を実施せよ、離日にあたっては沖縄の米軍基地を忘れずに持ち帰れ、などと訴えました。

 機動隊員に制止されながらの訴えであり、充分に伝わったかどうかは不明ですが、米国大統領は米軍の最高司令官でもあり、自身が率いる軍隊の海外(日本)における駐留の妥当性について考える責任があります。

 ちなみに一昨年のトランプ大統領の来日においても、花瑛塾は沖縄基地問題を中心に訴えました。

平成29年11月6日 アメリカ・トランプ大統領来日に関する街頭行動2日目

 もちろんトランプ大統領は国賓として来日しており、27日には天皇陛下の引見をうけます。また日米首脳会談や宮中晩さん会など非常に重要な日程に臨むことになっており、花瑛塾としてそうした外国要人の来日や来日中の日程を実力で妨害するようなことはありません。それは天皇陛下の御稜威を貶めることにもなり、日本の威信や日米関係を毀損する行為です。

 しかし同時に、日米安保という日米関係の柱において不公正や非民主的な手続きがあり、沖縄に基地負担が集中し人々の人権が侵害されているなか、日米安保の一方の当事者であり基地を使用する米国は、民主主義国家として自国が締結する安保条約は妥当なのか、基地と米軍の運用のあり方は適正なのか、考える責任があるはずです。

 繰り返すようですが、花瑛塾は国賓はじめ外国要人の公式・非公式の重要日程を実力で妨害することはけしてなく、過激派セクトなどによる要人来日に関連するテロ・ゲリラの類は絶対に許されないと考えますが、愛国者として訴えるべきことはこれからも声を大にして訴えていく決意です。

外苑東通り(六本木)を進む大統領車列