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令和元年8月21日 花瑛塾第19次沖縄派遣団(トークライブ Tell us Night ! 〜気になる4人の想いと本音が聞ける夜〜)

 花瑛塾第19次沖縄派遣団は21日、浦添市ハーモニーセンターで開催されたトークイベント「Tell us night ! 〜気になる4人の想いと本音が聞ける夜〜」に那覇市議会議員の翁長雄治さん、むぬかちゃー(物書き)の知念ウシさん、浦添市長の松本哲治さんとともにゲストとしてお招きいただき、登壇しました。司会は「せやろがいおじさん」こと榎森耕助さんでした。

トークイベントの様子

 このトークイベントは普段なかなか話しづらい政治のことを気軽に話してみよう、所属や立場が違う人たちがそれぞれ集まって話をし、それを聞いてみようという趣旨で開催されました。

 浦添市の松本市長と那覇市の翁長市議が出席されたことから自然と那覇軍港の浦添移設といわれる、いわゆる浦添新軍港問題が話題となりましたが、辺野古新基地建設とならぶ重要な沖縄の基地問題である浦添新軍港問題については全県的な大きな議論とならないなかで、当事者である松本市長と翁長市議のトークがあったことは非常によい機会となったと思います。

 特に松本市長はご自身が社会福祉士であることから、本来は福祉の問題などに力を入れたいが、浦添新軍港やキャンプ・キンザーなどの米軍基地問題に直面するなかで、どうしてもこの問題に取り組まざるを得ないことなど率直の思いを語っていただきました。

 また知念ウシさんは基地問題のみならず、その根本や背景にある沖縄と「本土」(日本)の歴史的関係、植民地主義の問題などを問い続けていることから、そのような琉球・沖縄の本来的位相から基地問題について発言されていました。

 その他、沖縄への自衛隊配備や米軍の駐留なき防衛の問題、核武装と保守の立場、右翼と左翼など、普段なかなか話しづらい、あるいは聞きづらいテーマについてそれぞれの立場からディスカッションしました。