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令和元年9月7日 花瑛塾行動隊(沖縄戦終結と沖縄の米軍基地問題)

 花瑛塾行動隊は沖縄戦終結の日の7日、米大使館前にて沖縄の米軍基地問題などを訴えました。

米大使館前

 74年前の今日9月7日、沖縄の日本軍部隊が降伏文書に調印し、正式に米軍に降伏しました。これをもって沖縄戦は終結しますが、それは日本のポツダム宣言受託からもミズーリ号上での降伏調印からも遅れたものであり、日本「本土」ではとっくに終わっていた戦争が、沖縄では続いていたといえます。

 こうした「本土」と沖縄の関係に象徴されるように、現在でも「本土」の大半で返還された米軍基地が沖縄に集中し、つい先日発生した米軍ヘリの窓の落下や基地返還地への着陸、絶えることのない米兵犯罪、騒音や環境汚染など、沖縄は基地負担に苦しんでいます。

 米国は日本政府から基地を提供されているとはいえ、提供された基地を排他的に管理し、演習などで基地を運用しています。また日米の騒音規制などの最低限の取り決めも守っていません。米国もまた沖縄に基地負担を押しつけることで成り立つ日米安保について再検討する義務があります。