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【東日本大震災9年】東日本大震災慰霊碑(福島県いわき市豊間地区)

 東日本大震災から9年を迎え、福島県いわき市豊間地区に建つ東日本大震災慰霊碑を訪れ、全ての犠牲者を慰霊・追悼しました。

 東日本大震災では巨大な地震とともに大津波が三陸沖一帯に押し寄せ、各地で多くの人が亡くなり、家屋が流されるなどしました。

 この慰霊碑の建つ福島県いわき市豊間地区でも地震発生後、およそ三階建ての建物に相当する高さ8.5メートルの大津波が襲い、住民85人が犠牲となり約400戸の家屋が流失しました。

 津波が襲ってきた海は、この日は風が強いため波こそ凪とはいえませんでしたが、日差しも暖かく9年前とは全くことなって平穏そのものでした。一方、後ろを振り返ると海岸と集落の間には10メートル近い高さの防潮堤が建設されていましたが、およそこの高さの津波がきたと考えると、恐ろしくてなりません。

 集落も空地が目立ち、まだまだ災害はその爪痕を残していました。