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令和2年11月5日 東京都写真美術館TOPコレクション「琉球孤の写真」

 東京都写真美術館で開催中の同館TOPコレクション「琉球弧の写真」を鑑賞しました。

展示の様子

 東京都写真美術館は現在約35,000点のコレクションがありますが、本展示では同館の新規収蔵作品を中心に山田實、比嘉康雄、平良孝七、伊志嶺隆、平敷兼七、比嘉豊光、石川真生という沖縄を代表する7人の写真家の作品のうち主に初期の作品が展示されています。

 琉球孤(奄美から沖縄、宮古、八重山に至るまで諸島)に生きる人々の何気ない日常の姿、例えば伝統行事に参加したり、仕事をしたり、遊んだりする姿──それは米兵やその家族の姿も含めて──などが写し出された作品が展示されている他、コザ騒動や毒ガス移送作戦、全軍労による抗議など歴史的事象を撮影した作品が展示されています。

 11月23日までが展示期間となっています。ぜひご鑑賞ください。