平成30年11月25日 花瑛塾第16次沖縄派遣団②(沖縄愛楽園)

 花瑛塾第16次沖縄派遣団は25日、ハンセン病患者の療養施設「沖縄愛楽園」(名護市)を訪問・見学しました。  戦前、ハンセン病は国力を低下させる「国辱病」とされ、患者の強制収容・隔離が行われ、妊娠中の患者の強制堕胎なども行われたそうです。愛楽園もそうした施設の一つであり、当初は「臨時国立らい療養施所国頭愛楽園」と称されました。  特に沖縄戦時、軍はハンセン病を極度に警戒し、患者の強制収容・隔離を進 […]

平成30年11月25日 第5回自主三島・森田祭

 「楯の会」事件より48年の今日、花瑛塾青年・学生寮において、「楯の会事件」でみずから命を絶った三島由紀夫・森田必勝の両氏を慰霊する第5回自主三島・森田祭を執り行いました。  また祭典後、朝鮮戦争時に問題となった日本人義勇兵問題や再軍備問題について、葦津珍彦氏ら終戦直後の神社界が明確な反対論を掲げ、反対運動を展開したことについて振り返り、そこにおいて葦津氏らが重視した「建軍の本義」と「楯の会」事件 […]

平成30年11月24日 花瑛塾第16次沖縄派遣団①(辺野古新基地建設)

 花瑛塾第16次沖縄派遣団はこの日、汀間漁港(沖縄・名護)からグラスボートに乗り、新基地建設が進む辺野古沖・大浦湾へ出港し、新基地建設に抗議するとともに現地の情勢を確認しました。 辺野古沖・大浦湾には5334種以上もの生物が生息するといわれています。昨年の調べで東京湾に生息する生物の数が291種であることを考えれば、辺野古沖・大浦湾にいかに多種多様な生物が生息するかわかるはずです。特筆すべき個体や […]

11・25「楯の会」事件から48年(下)三島由紀夫「英霊の声」をめぐって

怒りと怨みの長歌  「英霊の声」は、雑誌『文芸』(昭和41年6月号)に発表された三島由紀夫の文学作品である。「帰神の会」に参加した主人公が、審神者である木村の降霊術によって盲目の青年川崎に二・二六事件で処刑された青年将校の霊や特攻隊の隊士の霊が憑依する場面を目撃し、川崎の口を借りて霊たちが昭和天皇への激しい思慕と、現代日本への憤りを述べ、「などてすめろぎは人間[ひと]となりたまひし」と繰り返し絶叫 […]

11・25「楯の会」事件から48年(中)葦津珍彦が見た三島由紀夫と「楯の会」事件

葦津の「楯の会」事件への関心  昭和45年11月25日に発生した三島由紀夫以下「楯の会」隊士による「楯の会」事件は、発生直後から様々に批評された。当時の佐藤栄作首相は「狂気乱心の沙汰」と一刀両断のもとに評し、中曽根康弘防衛庁長官も「迷惑千万」と断じた。そうした評価はいまなお一部で続いているものと思われる。しかし事件発生直後から多くの人が三島の文学作品を買い求め、都内の書店から三島の作品は姿を消した […]

平成30年11月23日 東アジアフォーラム第16回研究会

 東アジアフォーラム第16回研究会に参加しました。  前回の東アジアフォーラム第15回研究会は、佐藤知也氏(平壌・龍山会々長)をゲストに「平壌の日本人墓地」とのテーマのお話しを伺いました。今回は渡辺雅之氏(大東文化大学教職課程センター准教授)がゲストとして登壇し、「差別の生まれるトコロ たたかうチカラ」をテーマにお話しを伺いました。  渡辺氏によると、ジェノサイド・戦争・ヘイトクライムといた差別表 […]

11・25「楯の会」事件から48年(上)三島由紀夫と沖縄返還

「楯の会」事件と三島の檄文  昭和45年(1970)11月25日、三島由紀夫を隊長とする「楯の会」隊士5名が陸上自衛隊東部方面総監部において総監益田兼利を人質にとり、総監室前のバルコニーから集まった自衛隊員に憲法改正のための決起を訴える演説を行うものの、自衛隊員のなかにこれに応える者はなく、三島由紀夫と「楯の会」学生長森田必勝は割腹・介錯によって命を絶ち、他の隊士3名は捕縛された。事件は「楯の会」 […]

「心神ヲ傷ルコトナカレ」 新嘗祭の夜の天照大神の神教え

新嘗祭と大嘗祭  11月23日、宮中および全国神社で新嘗祭が行われます。天皇陛下はこの日午後6時、神座・御座が設けられた宮中三殿の神嘉殿で新嘗祭「夕の儀」にお出ましになり、天皇陛下みずから天照大神そして天神地祇に神膳をお供えする祭儀を執り行われます。また深夜には「暁の儀」の祭儀が執り行われます(なお、陛下のご負担軽減のため、「暁の儀」のお出ましは数年前から取り止めとなっているそうです)。  そもそ […]

日産ゴーン会長逮捕で「司法取引」実施ー司法取引制度導入後に新設された「共謀罪」初適用も間近か

日産ゴーン会長逮捕  19日夜、東京地検特捜部は日産自動車カルロス・ゴーン代表取締役会長と同グレッグ・ケリー代表取締役を金融商品取引法違反の容疑で逮捕し、日産本社などの家宅捜索をおこなった。事件の全貌や捜査の行方はいまだ不明ながら、日産の内部調査ではゴーン会長が会社の資金を私的に使用したことも明るみとなっており、特別背任事件などに発展する可能性もささやかれている。  ゴーン会長は平成11年(199 […]

平成30年11月19日 花瑛塾行動隊街頭行動(沖縄基地問題、北方領土問題)

 花瑛塾行動隊は今日、総理官邸・自民党本部・米大使館・ロ大使館周辺にて街宣を行いました。  特に今日は昭和43年(1968)11月19日未明に嘉手納飛行場で発生した米B52戦略爆撃機の墜落・爆発事故から50年ということもあり、沖縄へ基地負担を押しつけ、米軍機の危険な飛行など米軍の無法・横暴を追認する日米安保体制の見直しを訴えました。  今月12日には、沖縄の大東諸島付近海域において、自衛隊と共同巡 […]