平成30年8月21日 赤城神社参拝

 赤城神社(東京都新宿区)を参拝しました。  同社の祭神は磐筒雄命、赤城姫命です。  磐筒雄命は『日本書紀』神代上「四神出生章」第6の一書にある神で、伊弉冉尊が軻遇突智を斬った際に十握剣の鋒から滴った血から成った神であり、『古事記』にも同様の記述があります。  同社は正安2年(1300年)、後伏見天皇の御代に群馬県赤城山麓の豪族・大胡彦太郎重治が牛込に移住した際に、赤城神社から祭神を勧請したといわ […]

花瑛塾第14次沖縄派遣団①(平敷兼七ギャラリー)

 花瑛塾第14次沖縄派遣団は17日、平敷兼七ギャラリー(浦添市)を訪れました。同ギャラリーでは現在、戦後沖縄を代表する写真家・平敷兼七『山羊の肺』が最近復刻されたことから、「平敷兼七写真集『山羊の肺』復刻記念写真展」が開催されており、鑑賞しました。  なかでも『山羊の肺』を構成する「職業婦人たち」シリーズは、非常に考えさせられるものがあります。「職業婦人たち」は、職業婦人つまり米兵相手に売春をせざ […]

18日放送予定 ETV特集「自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録~」

 今月18日土曜日午後11時より、EテレにてETV特集「自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録~」が放送予定とのこと。法制時、「濫用のおそれはない」「伝家の宝刀である」といわれた治安維持法だが、実際には恣意的運用・拡大解釈がおこなわれ、多くの人が取締りにあった。18日の放送では、実際に同法により勾留された人物のインタビューなどが行われ、治安維持法の実態が明るみになるものと思う。  治安 […]

前沖縄県知事翁長雄志氏と戦後の沖縄政治史─沖縄における保守と革新の対立と近接─

「沖縄保守」の大政治家翁長雄志氏  今月8日に亡くなった前沖縄県知事の翁長雄志氏は、保守系政治家一家に生まれ、那覇市議、沖縄県議、那覇市長などを歴任した他、自民党沖縄県連幹事長や保守系の知事であった稲嶺恵一県政・仲井真弘多県政を支えた沖縄保守政界の重鎮であった。  翁長氏が普天間飛行場の辺野古移設に反対し、辺野古新基地建設に頑強に反対し続けたことはご承知のとおりである。保守系政治家が米軍基地建設に […]

8・15「戦没者を追悼し平和を祈念する日」 8月14日~15日戦争の記憶の継承と慰霊のための連続行動

 昭和20(1945)年8月15日正午、ポツダム宣言受託を国民に告げる終戦の詔書を読み上げる玉音放送がラジオ放送されました。連合国には既に前日14日にポツダム宣言受託の旨は通知されており、正式な降伏調印は翌月9月2日に行われ、沖縄や北方地域あるいはアジア各地では8月15日以降も戦闘が継続されましたが、先の大戦の一つの大きな節目は8月15日に他なりません。  この日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日 […]

沖縄県翁長雄志知事の訃報に接して─命がけの姿と言葉に向き合う─

病躯をおして県民の先頭に立つ  今月8日、沖縄県の翁長雄志知事が浦添市内の病院でお亡くなりになりました。67歳でした。昨日10日に通夜がおこなわれ、13日には告別式がいとなまれます。また県民葬なども予定されているとのことです。心より哀悼の意を表します。  翁長知事は、今年4月にすい臓がんの切除手術を行い、公務のかたわらがん治療を行っていましたが、がんは肝臓へ転移し、今月7日には意思決定が難しい状況 […]

平成30年8月9日 花瑛塾行動隊街頭行動 「広島・長崎原爆投下の日」「ソ連対日参戦の日」連続行動

 花瑛塾行動隊は73年目のソ連対日参戦の日および米国による長崎原爆投下の日のこの日、米ソ両国の国際法違反の戦争犯罪を糾弾した上で、ロシア大使館へ米国の介入を排除した日ロ新外交を求める要請行動を行い、米大使館へ核廃絶を求める車両街宣を行いました。また首相官邸・外務省周辺においても同様に訴えました。  以下、ロシア大使館で読み上げ・投函した要請文の全文です。 要   請   書  われわれは、ロシア・ […]

平成30年8月8日 東アジアフォーラム第15回研究会 「広島・長崎原爆投下の日」「ソ連対日参戦の日」連続行動

 東アジアフォーラム第15回研究会に参加しました。講師は佐藤知也氏(平壌・龍山会々長)、テーマは「平壌の日本人墓地」でした。  平壌・龍山会とは、終戦直後に平壌郊外に埋葬された日本人の遺族の会であり、2014年に結成されました。日本人の埋葬地は龍山墓地といわれ、龍山会は定期的に北朝鮮を訪れ、墓参をおこなっています。  現在に至るまで龍山墓地は北朝鮮側が管理していますが、遺族は日本人遺骨の返還を求め […]

「唯一の被爆国」だが「絶対的な核廃絶国」ではない日本ー「広島・長崎原爆投下の日」「ソ連対日参戦の日」連続行動

 昨日6日、広島は73年目の米国による広島原爆投下の日を迎えた。9日には同じく長崎原爆投下の日を迎える。  米国による広島・長崎原爆投下は巨大な戦争犯罪であり、それは核の恐怖とともに未来永劫語り継がれるべき人類史的な悪行だが、こうした悲惨な経験をした日本は、時に「唯一の被爆国」と自称・他称される。なお、この言葉そのものは、若干の留意が必要だ。広島・長崎では朝鮮半島出身者や中国人などアジアの人々、あ […]

平成30年8月6日 花瑛塾行動隊街頭行動 「広島・長崎原爆投下の日」「ソ連対日参戦の日」連続行動

 花瑛塾行動隊は8月9日米国による広島原爆投下の日の今日、米大使館周辺にて、全ての原爆犠牲者・被爆者の無念にこたえ、その壮絶な痛苦に報いるため、核兵器の実戦使用国でありいまなお世界的な大量保有国である米国と、被爆国でありながらも米国の核の傘の下で沖縄への核配備や核持ち込みを容認し、国連核兵器禁止条約にも反対した日本の両国こそが、核廃絶を協調して主導・実現するよう求めました。  また8月9日ソ連対日 […]