「沖縄返還とは何か?」の問いに向かい合う

 1965年、佐藤栄作内閣のもとでアメリカの施政権下にあった沖縄の施政権返還交渉が進められ、69年、佐藤首相とニクソン大統領が沖縄返還に合意し、72年、沖縄返還が実現する。  しかし、沖縄返還交渉はけして順調に進んだわけではなく、核兵器の持ち込みや財政的負担など、返還交渉の水面下では様々な密約が取り交わされた。そしてあくまで返還はアメリカの軍事戦略に沿うかたちで進められたのであり、本土や沖縄におけ […]

平成30年2月11日 紀元節奉祝街宣

 花瑛塾はこの日、神武天皇をお祀りする橿原神宮遥拝後、都内一円にて「紀元節」奉祝街宣を行いました。  紀元節とは、明治初期から終戦直後までの祝祭日であり、神武天皇の即位を祝うものです。『日本書紀』には神武天皇即位について「辛酉年春正月庚辰朔天皇即帝位於橿原宮」とあり、明治6年の太政官布告によって2月11日が神武天皇即位の日「紀元節」とされましたが、終戦後の昭和23年、GHQの意向もあり「国民の祝日 […]

日ロ新外交により2月7日「北方領土の日」を「北方の日」に

 2月7日「北方領土の日」を「北方の日」に  1855年2月7日、江戸幕府と帝政ロシアは日魯通好条約(日露和親条約)を締結しました。これにより千島列島のうち北千島がロシア領、南千島が日本領となり、樺太島は日ロ雑居地と定められるなど、日ロ北方外交がスタートしました。  日本政府は昭和56年(1981)、「北方領土問題に対する国民の関心と理解を更に深め、全国的な北方領土返還運動の一層の推進」のため、日 […]

平成30年1月29日 花瑛塾第12次沖縄派遣団(北部訓練場前街頭行動)

 花瑛塾第12次沖縄派遣団はこの日、アメリカ軍海兵隊演習場・北部訓練場(東村・国頭村)メインゲート前にて、頻発するアメリカ軍機の事故をうけて、オスプレイなど北部訓練場におけるアメリカ軍機の飛行・離発着に対する安全対策が講じられておらず、現在、北部訓練場および周辺住民は非常に危険な状況にあると訴えました。  北部訓練場は、96年SACO合意により、新たに6箇所のヘリパッドを建設することと引き換えにそ […]

平成30年1月29日 第121回縄文塾(第53回東京縄文塾)

 NPO法人三内丸山縄文発信の会による第121回縄文塾(第53回東京縄文塾)に参加しました。  赤坂憲雄氏(学習院大学)を講師とし、「縄文と月の女神」とのテーマで縄文文化の解説を拝聴しました。赤坂氏は民俗学・日本思想史の分野で研究を進めており、主に東北地方を研究対象としています。「東北学」の提唱者としても知られ、特に東日本大震災以降は発言に大きな注目が集まっています。  現在、三内丸山遺跡(青森県 […]

平成30年1月29日 花瑛塾行動隊街頭行動

 花瑛塾行動隊は29日、首相官邸前・自民党本部前・国会前・アメリカ大使館前にて、相次ぐアメリカ軍機の不時着や炎上・大破事故などについての国会質問に対し、松本文明前内閣府副大臣による「それで何人死んだんだ」との発言に象徴される、安倍政権の危機意識の欠如と沖縄への冷酷な姿勢に強く抗議しました。  相次ぐアメリカ軍機の不時着や炎上・大破事故、あるいは窓枠落下事故は、犠牲者こそ出ていませんが、それはまった […]

平成30年1月28日 花瑛塾第12次沖縄派遣団(沖縄戦遺骨収容作業)

 花瑛塾第12次沖縄派遣団はこの日、昨年に引き続き、各地で戦没者の遺骨収容を行う有志によるひめゆり学徒隊終焉の地・荒崎海岸(糸満市)での沖縄戦戦没者遺骨収容作業に参加しました。  日本軍第32軍は首里(那覇市)に司令部を設けましたが、沖縄戦時の5月下旬に首里を放棄し喜屋武半島方面へ転身、摩文仁(糸満市)へ撤退しました。これに伴い沖縄陸軍病院(南風原町)も撤退となり、看護業務などに挺身していた沖縄師 […]

平成30年1月27日 花瑛塾第12次沖縄派遣団(組踊鑑賞)

 花瑛塾第12次沖縄派遣団は27日、国立劇場おきなわにて上演された組踊「二童敵討」を鑑賞しました。  組踊とは、王命によって王府の士族で踊奉行の玉城朝薫が創作し、1719年に尚敬王の冊封の際に初演された琉球古典音楽と古典舞踊、士族などの古式によった所作と台詞によって構成される歌舞劇であり、中国の皇帝の使者や冊封使を歓待するために上演された冠船芸能の一つです。  朝薫による「二童敵討」は別名を「護佐 […]

平成30年1月26日 花瑛塾行動隊街頭行動

 花瑛塾行動隊は今日、首相官邸前・自民党本部前・防衛省前・外務省前などで、今年に入り沖縄県渡名喜島、読谷村、伊計島で相次いで発生したアメリカ軍機の不時着や昨年発生したアメリカ軍ヘリの炎上・大破事故、窓枠落下事故など頻発するアメリカ軍機の事故について、航空機騒音規制措置をはじめ軍用機の離発着や飛行など航空安全に関する日米合意の徹底、事故の原因究明や対策の確立までの間の全機種飛行中止を求めました。   […]

平成30年1月26日 花瑛塾第12次沖縄派遣団(普天間第二小学校視察)

 花瑛塾第12次沖縄派遣団は26日、昨年12月にアメリカ軍ヘリCH-53Eの窓枠が落下する事故が発生した普天間第二小学校(宜野湾市)を訪れました。  小学校にアメリカ軍基地が隣接する恐怖や危険性も当然ながら、航空機騒音規制措置や普天間飛行場の離発着経路制限など、アメリカ軍機の飛行制限に関する各種の日米合意から逸脱し、学校や市街地上空をわが物顔で飛行するアメリカ軍の無法と、アメリカ軍基地と事故をはじ […]