オーストラリアでのMV-22オスプレイの墜落事故について

 8月5日日本時間午後3時頃、米海兵隊所属MV-22オスプレイがオーストラリア東部沿岸に墜落した。乗員26人のうち23人が救助されたが、残る3人の行方は不明とのこと。米海兵隊が捜索を打ち切ったとの情報もある。引き続きの捜索・救助と乗員の無事を祈りたい。 ※  事故機のMV-22オスプレイは、キャンプ・ハンセン(沖縄県金武町)に拠点を置く在沖米海兵隊第31海兵遠征隊(31MEU)に所属し、普天間飛行 […]

広島・長崎原爆投下の日 核廃絶を訴える街頭宣伝

花瑛塾行動隊は6日、アメリカ大使館前、首相官邸前、外務省前、自民党本部前にて、アメリカによる広島・長崎への原爆投下を弾劾し、朝鮮人被爆者も含む全ての犠牲者のために、日米こそが核廃絶を目指すよう求めました。 1972年沖縄返還にいたる返還交渉は「核抜き、本土並み」が標語でしたが、実際には沖縄に配備中の戦略核などが撤去される一方、有事の際には沖縄への核の持ち込みを認める密約が存在しました。日米の核の& […]

花瑛塾第9次沖縄派遣団 平敷兼七ギャラリー

花瑛塾第9次沖縄派遣団は6日、平敷兼七ギャラリー(沖縄県浦添市)で開催中の写真展「二人展シリーズVol.6 社交街」を鑑賞し、その後、トークイベント「社交街から見た沖縄」を拝聴しました。 米兵を相手とする歓楽街・真栄原社交街(沖縄県宜野湾市)に生きる人々を写した平敷氏や中川大祐氏の写真から、沖縄現代史への思いを新たにしました。 またトークイベントでは真栄原社交街の成立や最盛期の状況、あるいは基地撤 […]

広島・長崎原爆投下の日を控え、「核なき日本」「核なき世界」を訴えました

花瑛塾行動隊は広島・長崎原爆投下の日を間近に控えた4日、アメリカ大使館や首相官邸前にて、原爆投下や東京大空襲などの都市空襲といった先の大戦における米国の戦争犯罪を糾弾しつつ、加害国米国と被害国日本こそが手を取り合い、核廃絶と世界平和を実現することが真の犠牲者の慰霊であることを訴え、日米両政府に核廃絶への取り組みと核兵器禁止条約への批准を求めました。  

花瑛塾第9次沖縄派遣団 北部訓練場工事再開抗議

花瑛塾第9次沖縄派遣団は4日、沖縄県東村・国頭村に位置する米海兵隊演習場・北部訓練場(キャンプ・ゴンザルベス)にてヘリパッド建設および進入路などの関連施設の工事再開について抗議しました。 抗議行動では毎回、工事再開とヘリパッド建設による北部訓練場の基地機能強化の問題について訴えていますが、基地撤去後の軍警(日本人警備員)など軍雇用者の雇用確保など、基地撤去の現実的根拠も訴えています。 軍用地料や軍 […]

安倍第3次改造内閣と日本の原子力政策について

 8月3日、安倍第3次改造内閣が成立した。改造人事の目玉は、野田聖子氏の総務相就任と河野太郎氏の外相就任とのことである。安倍政権に期待するものは何もないが、新外相・河野太郎氏が以前より提起している日本における核燃料サイクルの問題は、考えるべきものである。 ※  そもそも日本の原子力政策は、原子力発電において排出される使用済み核燃料の処分とウランの有限性の観点から、「核燃料サイクル」の実現という基本 […]

8月6日9日 広島・長崎原爆投下の日を前にー「核なき日本」「核なき世界」を目指してー

 1945年8月6日8時15分、米国は広島市上空に原子爆弾を投下し、15万人もの無辜の民の生命を奪った。それのみならず長期に渡り多くの人が原爆症といわれる放射線障害に苦しめられた。8月9日には長崎にも原爆を投下し、7万3千人もの市民を殺害した。  米国による原爆投下は、非戦闘員の殺害を目的とした戦争犯罪であり、その残忍な手法も含め許されない。原爆投下のみならず、3月10日の東京大空襲では、あえて非 […]

魂魄の塔(沖縄県糸満市)参拝

魂魄の塔(沖縄県糸満市)を訪れました。 魂魄の塔は戦後の沖縄で最初に建立された慰霊碑です。戦後、付近住民を中心に沖縄戦犠牲者の遺骨収容が始まり、収骨された遺骨がこの場所に集められ葬られました。後に葬られた遺骨の周りに石垣が組まれ、現在の姿となりました。 魂魄の塔の周囲には、「ひろしまの塔」「愛媛之塔」など北海道から鹿児島まで沖縄戦で犠牲となった各都道府県出身者の慰霊碑が建立されています。ただし「沖 […]

2017年アフリカ・マコンデ族の音楽と文化交流ツアー 沖縄・那覇公演

「2017年アフリカ・マコンデ族の音楽と文化交流ツアー」沖縄・那覇公演(主催:NGOモザンビークのいのちをつなぐ会)を観覧しました。 この公演はモザンビーク共和国マコンデ族のアーティスト・ナジャがモザンビークの音楽を演奏し、その文化を伝える全国公演の一環です。2015年に日本で初めてマコンデ族のアーティストによる全国公演を行い、現在に至ります。 主催のNGOモザンビークのいのちをつなぐ会は、モザン […]

新外交イニシアティブ(ND)の取り組みと琉球救国運動

 「新外交イニシティブ(ND)」をご存知であろうか。  NDとは、鳥越俊太郎氏(ジャーナリスト)、藤原帰一氏(東京大学教授)、マイク・モチヅキ氏(ジョージ・ワシントン大学教授)、山口二郎氏(法政大学教授)、柳澤協二氏(元内閣官房副長官補、元防衛庁官房長)、屋良朝博氏(元沖縄タイムス論説委員)を評議員とし、在日米軍基地問題や核とエネルギー問題、あるいは朝鮮半島問題などをテーマに、日本と東アジア各国の […]