「表現の不自由展かんさい」会場利用承認取消しをめぐって─不自由展への批判と権力の濫用の容認は別儀である─ 令和元年8月3日、国際芸術祭あいちトリエンナーレ2019のグループ展「表現の不自由展・その後」の公開中止が発表され、大きな話題となった。 あいトリ問題については、公開中止直後、「国際芸術祭あいちトリエンナーレ2019 グループ展『表現の不自由展・その後』の公開中止について」として見解を発表しているので、関心があればそちらを読んでいただきたい。 それから約2年後の今年6月後半から7月半ばにかけ […]
【沖縄戦76年】2021沖縄シンポジウム「沖縄とともに─慰霊の日をむかえて─」(東京弁護士会) オンライン開催された2021沖縄シンポジウム「沖縄とともに─慰霊の日をむかえて─」(主催、東京弁護士会)に参加し、第一部の講演「沖縄戦を忘れない─沖縄戦とPTSD─」(講師、蟻塚亮二さん)、および第二部の講演「沖縄は今なお本土の捨て石か─辺野古新基地建設の予定地の地質・活断層について─」(講師、立石雅昭さん)を聴講しました。 このシンポジウムでは例年、東京の弁護士会館にて沖縄戦や基地建設をめぐ […]
【沖縄戦76年】慰霊の日「魂魄の塔」お参り、6.23慰霊の日講座「読谷村における軍事飛行場建設について」(ユンタンザミュージアム) 沖縄「慰霊の日」の23日、沖縄戦の犠牲者を慰霊する「魂魄の塔」をお参りするとともに、読谷村のユンタンザミュージアムが慰霊の日に関連してオンライン配信した6.23慰霊の日講座「読谷村における軍事飛行場建設について」(講師:豊田純志氏、読谷村教育委員会文化振興課村史編集係)を視聴しました。 沖縄戦直後、現在の糸満市米須付近では、亡くなった犠牲者の遺体がまだ白骨化しきっておらず、髪の毛や皮膚が残って […]
【沖縄戦76年】沖縄戦を学ぶオンライン学習会 第5回「沖縄戦の何を学び、伝えなければならないのか」(沖縄県平和委員会) 沖縄「慰霊の日」を明日に控えた22日、沖縄県平和委員会主催の沖縄戦を学ぶオンライン学習会の第5回「沖縄戦の何を学び、伝えなければならないのか」(講師:山口剛史さん、琉球大学教育学部)を聴講しました。 山口さんは琉球大学で主に沖縄戦と平和教育の問題などについて研究されていますが、特に学校での授業の実践を通じ、子どもたちの歴史認識や子どもたちの疑問と向き合い、沖縄戦教育・平和教育のあり方についてお […]
【沖縄戦76年】「沖縄の戦争展」写真・資料展示会「沖縄戦展」(戦場体験放映保存の会、文京シビックセンター) 18日、戦場体験放映保存の会による「沖縄の戦争展」の写真・資料展示会「沖縄戦展」を鑑賞しました。 「沖縄の戦争展」では、沖縄戦犠牲者の遺骨が混じっている可能性のある沖縄南部の土砂を基地建設のために使用してはならないと訴えている遺骨収容ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんを招いたウェブ講演会や、沖縄戦を実際に戦った元日本兵の方や白梅学徒隊として看護要員に動員された沖縄の女性から戦争体験 […]
【沖縄戦76年】「海軍中将大田実顕彰碑」、ピースフェア2021「戦争孤児と戦後 東京大空襲・沖縄戦」 12日、沖縄戦で海軍沖縄方面根拠地隊の司令官を務めた大田実海軍中将の生家に建つ「海軍中将大田実顕彰碑」(千葉県長柄町)を訪問しました。 大田中将は明治24年、千葉県長柄町に生まれ、海軍兵学校を卒業後、主に砲術や海軍における陸戦の専門家として上海事変などに陸戦隊の大隊長として出征した他、ミッドウェー島攻略を目指す海軍部隊の陸戦の指揮官などを務めました。 また昭和19年より海軍沖縄方面根拠地隊の […]
令和3年6月9日 「葦津家之墓」墓参 葦津珍彦没後29年を前に 今年で没後29年となる葦津珍彦の命日を明日10日に控え、珍彦そしてその父耕次郎はじめ葦津家の人々の眠る「葦津家之墓」をお参りしました。 そもそも葦津家は、福岡の筥崎宮の祝部であった大神氏をルーツとし、筥崎宮における神仏分離運動を展開し流刑に処された大神多門の弟嘉納の次男で筥崎宮や香椎宮の宮司を務めた葦津磯夫を始祖とします。 磯夫とその妻とらの子に洗造と耕次郎がおり、洗造は父磯夫の跡を継ぎ筥崎 […]
令和3年5月29日 ウィシュマさんを偲ぶ会(築地本願寺) 名古屋の入管施設で今年3月に亡くなったスリランカ出身のウィシュマ・サンダマリさんを偲ぶ会が築地本願寺でいとなまれました。 日本が好きで日本語を学びたいと思い来日したウィシュマさんを、暴力的で差別的な日本の入管行政が死に至らしめたと思うと本当にやるせない思いです。 ウィシュマさんに対し日本人として心より謝り、哀悼の意を表すため、ウィシュマさんを偲ぶ会に参列し、献花をしました。 ウィシュマさん […]
令和3年5月26日 御嶽神社、高山神社参拝 栃木県足利市の両崖山の山頂に鎮座する御嶽神社、ならびに群馬県太田市に鎮座する高山神社を参拝しました。 御嶽神社は、教派神道の一つである神習教の足利丸信支教会(丸信講)が幕末、木曾の御嶽山の御嶽神社を勧請し創建されました。 神社といっても一般にイメージされるような大きな拝殿や本殿、社務所があってといったものとは異なり、山の祠のようなものですが、創建以来、足利丸信支教会を中心に地域の尊崇を集め、 […]
令和3年5月20日 森口豁写真展「米軍政下の沖縄 アメリカ世の記憶」(銀座わした一丁目劇場) 銀座わした一丁目劇場(沖縄県物産公社「銀座わしたショップ」地下)で開催中のジャーナリスト森口豁(かつ)さんの写真展「米軍政下の沖縄 アメリカ世(ゆー)の記憶」を鑑賞しました。 森口さんは東京出身のジャーナリストで、高校時代に沖縄の高校生と出会ったことをきっかけに沖縄に関心を持ち、大学中退後は沖縄に移住、沖縄の地元紙である琉球新報の記者や日本テレビ沖縄特派員などを務めました。その後はフリージャー […]