[那覇市長選挙]城間幹子氏大差で再選 県都発展を沖縄発展へ 日本政府は沖縄の声に応答せよ

 今月10月14日告示、21日投開票の那覇市長選挙は開票を終え、現職の城間幹子氏が一騎打ちとなった翁長政俊氏を大差で破って当選し、市政2期目を迎えることになった。  開票結果は城間氏79,677票、翁長政俊氏42,446票。最終投票率は48.19%であった。なお、自民党沖縄県連会長・国場幸之助衆院議院は21日、県知事選挙、豊見城市長選挙、そして今回の那覇市長選挙と立て続けの敗北の責任を取り、県連会 […]

平成30年(2018)10月21日 「出陣学徒壮行の地」記念碑

 秩父宮ラグビー場(東京・青山)敷地内に建つ「出陣学徒壮行の地」記念碑を訪れました。  先の大戦時、兵役法は中学校以上の学校在籍者の徴集延期を認めていましたが、戦争の激化により下級将校が不足していったため、政府は昭和18年(1943)10月に徴集延期制を廃止し、この年の年末には徴兵検査をおこなった学生約10万人が入営しました。そして徴兵検査に先立つ同年10月21日、明治神宮外苑競技場で「出陣学徒壮 […]

平成30年10月19日 フィリピン方面戦没者慰霊祭

 フィリピン・ダバオ市ミンタルにある旧日本人墓地にて「フィリピン方面戦没者慰霊祭」(主催:社団法人戦没者慰霊の会「櫻街道」)が開催され、参列しました。  ダバオは先の大戦以前から多くの日本人が住み、日本人街が形成されていました。日本人移民はマニラ麻といわれる麻の栽培などをおこなったそうです。また先の大戦ではマレー上陸作戦、真珠湾攻撃にならんでフィリピン攻略作戦がおこなわれ、マッカーサー率いる米軍と […]

辺野古新基地建設における沖縄県による公有水面埋立承認撤回への政府の「対抗措置」を読み解くー翁長県政時における政府との攻防を事例にー

 昨日10月17日、防衛省・沖縄防衛局は辺野古新基地建設に関し、沖縄県による公有水面埋立承認の撤回について、石井啓一国土交通相に行政不服審査法に基づく審査を請求するとともに、撤回の執行停止を申し立てた。新基地建設に関する政府による沖縄県への「対抗措置」であり、沖縄県知事選挙で示された圧倒的民意を顧みない政府の暴挙は許されず、「対立と分断」を引き起こす政府の対応を糾弾する。  国交省は比較的短期間の […]

葦津珍彦は山口二矢による浅沼稲次郎刺殺事件をどう論じたか─非合理なるものへの憧れと、政治とテロとの宿縁

浅沼稲次郎刺殺事件  解散総選挙を間近に控え、緊迫した政局を迎えていた昭和35年(1960)10月12日、東京の日比谷公会堂では自民党・民社党・社会党の三党首立会演説会が開催されていた。  民社党委員長西尾末広が演説を終え降壇、続いて登壇した社会党委員長浅沼稲次郎が演説をはじめて間も無くの午後3時5分頃、わずか17歳の右翼少年山口二矢が壇上に駆け上り、短刀で浅沼を刺殺した。浅沼はパトカーで付近の日 […]

平成30年10月14日 花瑛塾行動隊街頭行動(沖縄基地問題など)

 花瑛塾行動隊はこの日、首相官邸・自民党本部・防衛省・外務省周辺にて、先月30日におこなわれた沖縄県知事選挙であらためて示された沖縄の民意に従い、辺野古新基地建設を断念するとともに、沖縄を意思決定から一切排除した96年SACO合意の欺瞞をふまえ、基地負担軽減のための沖縄県と日米両政府という沖日米3者の協議・調整の場の設置を求めました。  また米大使館周辺にて、日米安保条約と地位協定にのっとって日本 […]

平成30年10月11日 花瑛塾行動隊街頭行動(沖縄基地問題など)

 花瑛塾行動隊はこの日、総理大臣官邸・自民党本部・防衛省・外務省周辺などにて、辺野古新基地問題はじめ沖縄の基地負担軽減を明確に掲げた玉城デニー知事が当選した先日の沖縄県知事選挙の結果をふまえ、政府・与党は辺野古新基地建設の強行を取りやめ、沖縄の民意に向き合い、これ以上沖縄に対立と分断を持ち込むなと訴えました。  上京中のデニー新知事はこの日、自民党・二階幹事長と会談した他、翌12日には安倍総理や菅 […]

「辺野古二段階返還論」なる暴論ー絶対安全圏から基地を押しつける「本土」の傲慢が沖縄の人々をふたたび傷つける

 先月9月30日に投開票がおこなわれた沖縄県知事選挙において、辺野古新基地建設反対を訴えて当選した玉城デニー氏は今月4日、沖縄県庁で当選証書を交付され、正式に沖縄県知事に就任した。デニー県政の本格始動に期待が高まっている。  デニー知事の訴えた辺野古新基地建設反対の主張は、沖縄県民の一貫した願いといっていい。翁長前知事はもちろんのこと、仲井真元知事も2期目の県知事選挙において普天間飛行場の県外移設 […]

平成30年10月7日[戦争遺跡見学]陸軍気球連隊第2格納庫跡(千葉市・作草部)

 陸軍気球連隊第2格納庫跡(千葉市・作草部)を見学しました。  18世紀末、熱気球や水素気球が発明されて以降、気球は世界的に軍事利用されてきました。日本でも西南戦争や日清・日露戦争において砲弾の着弾観測や偵察などで利用されました。特に日露戦争では、旅順攻防戦において日本軍が有人気球を挙げて砲弾の観測や誘導をしたといわれています。また気球はプロパガンダ用の宣伝兵器(「せ号兵器」)としても利用されるな […]

トークイベント「やまとぅ問題を斬る! 沖縄への視点/沖縄からの視点 Vol.2 ―故郷と生活を守る「うちなぁ」の民意へ襲いかかる「やまとぅ」の論理―」

 10月5日夜、Naked Loft(東京・新宿)にてトークイベント「やまとぅ問題を斬る! 沖縄への視点/沖縄からの視点 Vol.2 ―故郷と生活を守る「うちなぁ」の民意へ襲いかかる「やまとぅ」の論理―」が開催されました。  登壇者は中村友哉氏(「月刊日本」副編集長)、山口祐二郎氏(憂国我道会々長、フリーライター)、渡瀬夏彦氏(ノンフィクションライター)、木川智(花瑛塾々長)、テーマは「沖縄県知事 […]