花瑛塾第13次沖縄派遣団⑤(高江米軍ヘリ炎上・大破現場見学)

 花瑛塾第13次沖縄派遣団は22日、昨年10月11日東村高江にて発生した米海兵隊ヘリCH-53Eの炎上・大破事故について、事故現場の土地所有者の方に当時の状況の説明を受けました。  幸いにも事故により付近住民やヘリ乗組員などの人的被害はありませんでしたが、炎上・大破した現場である牧草地の所有者の経済的被害は甚大です。また、事故現場は高江公民館や小学校から数キロ、民家から数百メートルの地点にあり、事 […]

花瑛塾第13次沖縄派遣団④(米海兵隊演習場「北部訓練場」前アピール)

 花瑛塾第13次沖縄派遣団は19日、米海兵隊演習場「北部訓練場」(東村・国頭村)メインゲート前にて、アピール行動を行いました。  北部訓練場は正式名称を「ジャングル戦闘訓練センター」(キャンプ・ゴンザルベス)といい、ベトナム戦争が本格化するなかでジャングル戦闘演習の必要から1957年に開設されました。沖縄北部、いわゆる「やんばるの森」一帯の広大な敷地が演習場として設定され、沖縄県内最大の米軍演習場 […]

23日放送予定 ETV特集「基地で働き 基地と闘う~沖縄 上原康助の苦悩~」

 今月23日(土)23時~0時、EテレにてETV特集「基地で働き 基地と闘う~沖縄 上原康助の苦悩~」 http://www4.nhk.or.jp/etv21c/ が放送予定とのこと。  昭和7年に沖縄に生まれた上原康助は、軍雇用員として米軍基地で働く一方、基地労働者による労働組合「全軍労(全沖縄軍労働者組合連合会、後に全沖縄軍労働者組合)」を結成し、初代委員長として基地労働者を率い労働運動に取り […]

平成30年6月17日 花瑛塾行動隊街頭行動

 花瑛塾行動隊は17日、防衛省・アメリカ大使館周辺にて新基地建設・日米地位協定はじめ日米安保体制の問題点を訴えました。  現在、沖縄県名護市辺野古崎で進められている新基地建設では、護岸工事が一定の進捗を見せ、8月に土砂の投入が予定されています。一方で、埋め立て予定区域にサンゴの群体が確認され、さらにボーリング調査の結果、軟弱地盤の存在が明るみになるなど、辺野古新基地建設について沖縄防衛局には新たな […]

花瑛塾第13次沖縄派遣団③(沖縄公文書館上映会、沖縄陸軍病院20号壕)

 花瑛塾第13次沖縄派遣団は16日、沖縄県公文書館(南風原町)にて開催された上映会vol.1「沖縄戦と「戦後」」に参加し、約80年前の沖縄を記録した短編ドキュメンタリー「沖縄」(製作:東京日日新聞社、大阪毎日新聞社)と米海兵隊の自国向け映画「Battle for Okinawa No.3 沖縄の戦い」を鑑賞しました。  短編ドキュメンタリー「沖縄」には「南の生命線は沖縄県人が担っている」「もっとも […]

平成30年6月16日 9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼「明治150年」と関東大震災

 9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼「「明治150年」と関東大震災」(主催:9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会、歴史教育者協議会)に参加しました。  第1部として、山田朗氏(明治大学)を講師として講演「「明治150年」と関東大震災ー朝鮮人虐殺を生み出したものー」を拝聴しました。第2部として、東京朝鮮中高級学校合唱部によるコーラスが披露されました。  山田氏からは、関東大震災における朝鮮人 […]

花瑛塾第13次沖縄派遣団②(旧海軍司令部壕)

 花瑛塾第13次沖縄派遣団は15日、旧海軍司令部壕(豊見城市)を見学・慰霊しました。  沖縄戦を控えた昭和19年(1944)、沖縄に配備された海軍沖縄方面根拠地隊や設営隊、航空隊などの部隊は小禄飛行場(現:那覇空港)を建設し、付近の「火番森」(74高地)の地下に壕を構え、司令部としました。沖縄戦末期には、司令部壕付近の小禄地区は日米の激戦となりました。  沖縄の海軍部隊は、大田実海軍中将が司令官と […]

花瑛塾第13次沖縄派遣団①(南風原文化センター、平敷兼七ギャラリー)

 花瑛塾第13次沖縄派遣団は14日、第81回南風原文化センター(南風原町)を見学しました。  南風原文化センターは古琉球からの南風原地区の歴史や沖縄戦に関する展示が行われています。同センターが沖縄陸軍病院南風原壕跡に建てられていることから、当時の陸軍病院壕なども再現され、詳細な展示がされています。南風原地区は住民の2人に1人が亡くなる沖縄戦の激戦地であり、砲弾が貫通した塀など生々しい展示もされてお […]

6・12米朝首脳会談を終えてー安倍政権はこれまでの対北朝鮮外交を総括し、新たな外交方針を打ち立てよー

 本日12日日本時間10時、シンガポール・セントーサ島カペラ・ホテルにおいて米国トランプ大統領と北朝鮮金委員長が対面、歴史的な米朝首脳会談が開催された。両首脳は挨拶の後、しばらく2人きりで会談を行い、その後に外相などが加わった拡大会合やワーキング・ランチなどが開かれ、合意文書の署名とトランプ大統領の記者会見が行われた。両首脳は当日中にシンガポールを出発し帰国の途についた。  昭和25年(1950) […]

平成30年6月2日 在日韓人歴史資料館 第108回土曜セミナー「在日朝鮮人留学生の民族運動」(講師:小野容照氏)

 在日韓人歴史資料館第108回土曜セミナーを聴講しました。講師は小野容照氏(九州大学)、テーマは「在日朝鮮人留学生の民族運動」として、戦前の在日朝鮮人留学生の民族運動・独立運動について解説をいただきました。  日朝修好条規(1876年)から韓国併合(1910年)、そして2・8独立宣言や3・1独立運動(1919年)までにおいて、福沢諭吉の斡旋などもあり、朝鮮半島から多くの留学生が日本内地を訪れ、早稲 […]