松戸神社(千葉県松戸市)を参拝しました。
同社の主祭神は日本武尊(倭建命)です。
松戸の地は、日本武尊が東伐の折にこの地で軍勢を「待った」ことから、「待つさと」といわれたのが地名の由来とされています。
『古事記』歌謡33番に「愛しけやし吾家の方よ雲居起ち来も」との日本武尊の歌があります。日本武尊が薨去される直前、故郷の大和の地を遥かに望み、謳われた歌です。
故郷・故国を愛おしむ歌であり、ある意味では最古の愛郷・愛国の歌ともいえます。
2006年に、三笠宮崇仁親王が参拝され、境内の社務所前に高野槇をお手植えされたそうで、現在も美しく咲いています。