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自民党選対委員長・古屋圭司氏の発言に関連し、沖縄問題を訴えました

自民党本部前にて同党選対委員長・古屋圭司議員の「詐欺行為にも等しい沖縄特有のいつもの戦術」などの発言に抗議しました。

古屋議員の発言は、直接的にはうるま市長選候補の給食費無料政策などについていうものですが、当該政策には財源の根拠もあり、段階的に実施するという具体的なものです。

さらに宜野湾市など他市の自民党系の市長も同じ公約を掲げ当選した過去もあり、実際に複数の自治体が給食費無料を実施しており、政策批判としても問題があります。

薩摩藩によるいわゆる「琉球入り」といわれる琉球侵攻、そして明治政府によるいわゆる「琉球処分」以降、沖縄への「本土」の視線は侮蔑と偏見に基づくものが少なからずあったのは事実ですが、現在においてなお国会議員にして自民党の要職に就く者が「詐欺行為」、「沖縄特有」、「いつもの戦術」などといった侮辱的な発言をすることは許されません。

そしてこうした沖縄への蔑視は古屋議員一人の問題ではなく、多くの日本人に共通する問題であり、全ての人が日本と沖縄の歴史を学び直し、認識を改める必要があるはずです。