花瑛塾行動隊はこの日、首相官邸・自民党本部はじめ永田町・霞ヶ関一帯において、このたびの西日本での豪雨災害についての安倍政権の無為無策を糾弾しました。
7月5日午後には豪雨について気象庁が注意喚起を行うなど警戒下にありながら、安倍首相と小野寺防衛相はじめ自民党議員たちは「赤坂自民亭」などと銘打って酒宴に耽っていました。
さらに安倍首相はただでさえ国会開会中にも関わらず、災害の後もヨーロッパ・中近東への外遊に異常なまでに執着を見せ、20億円程度の予備費の支出というわずかな災害対策費を組んだ他は、カジノ解禁を最優先として災害復旧の陣頭指揮を執るべき国交相を国会に貼り付けるなど、西日本豪雨災害についての安倍政権の対応は、被災者をまるで「棄民」としているかのようです。
政府・与党は被災者の救援救助、被災地の復旧復興のためにあらゆる措置を講じるとともに、ただちに臨時国会を召集し、災害対応への補正予算編成に取り組むべきではないでしょうか。そもそも安倍政権は「緊急事態条項」を付け加えようと憲法改正を企んでいましたが、安倍首相は豪雨災害という緊急事態への危機管理能力が自身に欠如していることを反省すべきです。