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【東京大空襲74年】東京都慰霊堂春季大法要

 東京大空襲より74年の今日3月11日、東京大空襲などの犠牲者の遺骨を安置する東京都慰霊堂(東京都墨田区)を参拝し、犠牲者を弔いました。東京都慰霊堂では毎年東京大空襲のあった3月10日に春季大法要が営まれておりますが、この日も秋篠宮ご夫妻御臨席のもと春季大法要が営まれ、大勢の参拝者が訪れていました。

東京都慰霊堂

 米国による本土空襲・都市空襲は明白な戦争犯罪であり、なかでも一瞬にして約10万人の非戦闘員の命を奪う東京大空襲を実行した米軍第21爆撃機集団司令官カーチス・ルメイとその上官ヘンリー・アーノルドは極悪非道の許されざる戦争犯罪者といえます。

 一方で都市を対象に焼夷弾を使用した無差別で継続的な空襲は、日本軍の重慶爆撃がその嚆矢です。また都市空襲を実施したB-29などの米軍機が撃墜されると、日本軍兵士や一般市民は搭乗員の米兵を捕え、これを殺害したり暴行をくわえるといった不法行為も存在しました。それ以外にも、市民が撃墜した米軍機内から搭乗員の遺体を引きずり出し、遺体に暴行をくわえるといった常軌を逸した行動も存在しました。

 戦争は人間から人間性を奪い、互いに平然と戦争犯罪や異常行為に手を染めることになります。その意味において、一方の戦争犯罪を追及することに終始するのではなく、戦争そのものを憎み、戦争のない世界を目指していくことこそが、全ての戦争犠牲者の無念を晴らし、追悼することになるのではないでしょうか。そのためにも日米は互いに自国の戦争を見つめ直し、真の平和のパートナーとなることを目指すべきです。