平成29年9月9日 花瑛塾第10次沖縄派遣団

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花瑛塾第10次沖縄派遣団は9日、上本部飛行場跡(本部町)を訪れ、基地返還の現実的根拠を探りました。

上本部飛行場は米軍飛行場として使用されましたが1971年に返還されました。この当時、基地返還に関する現状復帰の制度が未整備で、コーラルサンドによって敷き固められた滑走路が残存したまま返還されるなど、上本部飛行場の跡地利用は難しい条件でした。さらに上本部飛行場は国有地が広く占めており、返還後に国が海上自衛隊の送信所建設を計画し地域の反対に合い利用が進まないなど、跡地利用は難航しました。

しかし現在ではオキハムが立ち上げた農業生産法人が農産加工場を建設するなど、少しずつ跡地利用が進んでおり、読谷補助飛行場跡やハンビー飛行場跡、そして上本部飛行場跡など返還後の基地の状況や跡地利用について学ぶことは、基地返還の現実的な根拠を知ることになり、重要です。

その後、道の駅ゆいゆい国頭(国頭村)にてヤンバルクイナやノグチゲラ、あるいはイリオモテヤマネコなど、やんばるや離島の希少生物の写真展「やんばる、西表島の多様な生物 写真展」を鑑賞しました。北部訓練場でのヘリパッド建設とそこでのオスプレイの離発着は、やんばるの希少生物に多大な負担を与えますが、同時にやんばるを貫く県道70号を中心とした希少生物の轢死(ロードキル)の防止など、観光客などによる希少生物への負担減少も考えていかなければなりません。

また辺戸岬では「祖国復帰闘争碑」や元琉球行政府主席・大田政作氏の像を訪れ、さらに辺戸部落周辺で宇佐浜遺跡・義本王墓・辺戸御嶽・蔡温松・辺戸大川などの史跡・遺跡・宗教施設を巡り、『中山世鑑』にも記される琉球の神話と歴史に触れました。