未分類

平成30年12月19日 花瑛塾第16次沖縄派遣団⑫(北部訓練場前アピール)

 花瑛塾第16次沖縄派遣団は19日、米海兵隊演習場北部訓練場(東村・国頭村)メインゲート前において基地の必要性は本当にあるのか語りがけを行いました。

北部訓練場メインゲートでの抗議と上空を旋回するオスプレイ

 北部訓練場では2年前に建設された4箇所のヘリパッドを結ぶ進入路の拡幅・舗装工事などヘリパッド関連工事が再開され、辺野古新基地同様、土砂など建設資材を積んだ工事車両が出入りしています。北部訓練場が立地するやんばるの森にはヤンバルクイナやノグチゲラといった希少生物の営みがありますが、辺野古同様、軍事基地の建設工事によって多大な環境負荷が発生しています。

 またこの日はMV22オスプレイが長時間にわたって北部訓練場上空を旋回していました。その下には先ほど触れた通り希少生物が生息しているだけでなく、東村高江集落を中心に人々の暮らしがあります。オスプレイは飛行時の爆音や高温の排気熱、そして離発着時の風圧が生物に多大な影響を与えるといわれており、何より墜落の危険性も高いです。

 辺野古新基地には多数のオスプレイが配備されることになっており、辺野古新基地が完成すればそこを離陸したオスプレイが北部訓練場で演習を繰り返すことになります。工事だけでなくその後の演習においても自然や人々の暮らしに影響を与えるのであり、そうした基地は本当に必要なのか、共に考えていきたいと訴えました。