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令和元年8月28日 花瑛塾第19次沖縄派遣団(北部訓練場)

 花瑛塾第19次沖縄派遣団は28日、沖縄県国頭村・東村にまたがる米海兵隊演習場「北部訓練場」ゲート前にて語りがけをおこないました。

 北部訓練場は平成28年(2016)に「沖縄の本土復帰以降、最大規模の返還」と銘打ち、演習地の過半が返還されましたが、その引き換えとして計6ヵ所のオスプレイが離発着可能なヘリパッドの建設が強行されました。また新たに宇嘉川河口と接続水域が米軍に提供され、各ヘリパッドと歩行訓練ルートや進入路などで結ばれました。

 つまり米軍は北部訓練場の遊休地や既に経年劣化により使用が困難となっていたヘリパッドを返還することにより、新たにオスプレイが離発着可能なヘリパッドを得て、さらにそれらヘリパッドが宇嘉川河口と結ばれることにより、オスプレイでヘリパッドに着陸し、歩行訓練ルートをたどって海に脱出する、あるいはその逆に舟艇で河口に上陸し、歩行訓練ルートを辿ってヘリパッドに辿り着くといった陸海空一体となった実戦的な演習が可能となったのであり、実質は基地機能が強化され基地負担が増加したといえます。

 こうした基地問題に関する安倍政権のペテンや、「地方創生」といいつつ沖縄を平然と締め上げる欺瞞について訴えかけました。

北部訓練場メインゲート