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令和元年10月10日 花瑛塾亜細亜倶楽部(大東亜戦争・ビルマ方面戦没者慰霊祭)

 花瑛塾亜細亜倶楽部は、タイのゴールデントライアングル公園にある「タイ・ビルマ方面戦病没者追悼之位」慰霊碑前において、社団法人戦没者慰霊の会櫻街道主催の「大東亜戦争・ビルマ方面戦没者慰霊祭」に参列しました。

慰霊碑と祭壇

 対英米開戦前、日本軍は仏領インドシナといわれたベトナムに進駐するとともに、開戦とともにタイに進駐し、当時の英領であったビルマを攻撃するとともに、さらにインドのインパールにまで兵を進めていきました。また戦争末期には仏領インドシナ植民地政府を解体し、さらに同じく仏領インドシナの保護国としてのラオス政府を解体するなどしました。

 こうした先の大戦におけるタイ・ビルマ方面での戦病没者を慰霊するため、慧燈(えとう)財団が平成3年、木製の「タイ・ビルマ方面戦病歿者追悼之位」慰霊碑を建立し、平成16年には大理石製の現在の石碑に建て替えられました。なお、この慰霊碑は保利耕輔元文部大臣の揮毫によるものとなっています。

 このたびの慰霊祭は、社団法人戦没者慰霊の会櫻街道が主催し、末廣神社宮司竹之内喜良司を斎主とし、遺族の方や有志の参加者など20人ほどで行われました。

 社団法人戦没者慰霊の会櫻街道は、例年、東南アジア各地で慰霊祭を行っており、昨年10月はフィリピン・ダバオで慰霊祭を行っています。