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令和元年10月13日 日本社会党委員長故浅沼稲次郎氏墓参(多磨霊園)

 昭和35年(1960)10月12日、右翼少年山口二矢に刺殺された日本社会党浅沼稲次郎委員長の墓参をしました。

 浅沼委員長の墓は多磨霊園内にあり、妻享子氏とともに眠っています。「人間機関車」といわれた浅沼委員長の大きな体と闘魂をあらわすように、浅沼委員長の墓は非常に大きな墓でした。

 浅沼委員長刺殺事件当時、神道言論人葦津珍彦は事件を繰り返し論じ、古今東西の「政治と暴力」の問題について考究していますが、一方で「人間浅沼の命を断つことの道徳責任」についてもしっかりと視点を置いて議論しています。

 浅沼委員長の墓を清掃し献花、手を合わせ、しばし浅沼委員長に慰霊・鎮魂のまことを捧げました。

葦津珍彦は山口二矢による浅沼稲次郎刺殺事件をどう論じたか─非合理なるものへの憧れと、政治とテロとの宿縁