未分類

令和元年11月22日 花瑛塾第21次沖縄派遣団(映画「誰がために憲法はある」上映会&トークライブ)

 花瑛塾第21次沖縄派遣団は22日、コザのシアタードーナツ・オキナワでの映画「誰がために憲法はある」上映会とトークライブにお招きいただき、シアタードーナツ・オキナワの宮島真一さんとゆんたくしました。

シアタードーナツ宮島さん(左)と

 トークでは「憲法についてどう思うか」といった質問をいただき、私たちの憲法観をお話しするなどしました。なかでも沖縄は米軍統治下で憲法が事実上適用されない年月が続き、今でも米軍が憲法外・法外の存在としてやりたい放題の無法・横暴を続けています。

 日本国憲法の重要性はいうまでもありませんが、憲法さえあれば大丈夫ということではありません。日本国憲法第12条には「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」とありますが、例えば沖縄の基地負担を軽減するためにはどうしたらいいのか、まさしく憲法のいう「国民の不断の努力」が憲法の理想を実現するということについてよく考える必要があります。

 また、憲法には第96条として改正手続きが定められており、憲法を一言一句改正してはならないということはありません。右も左もなく憲法について積極的に議論していくことはとても大切なことだということをお話しさせていただきました。